ロゼッタはマリオとピーチ姫の娘であるウワサが根強いキャラクターですが、親子関係が事実なのか公式の発表はありません。
この記事ではロゼッタの過去や絵本の内容をおさらいし、ロゼッタの親について徹底考察しました。
ロゼッタは誰の子?父親はマリオである理由
ロゼッタが読み上げた絵本で、マリオと密接な関係があるイラストが多く描かれています。
「青い星は、なつかしいにおいがする」

絵本の第1章で、星船に乗って宇宙空間に旅へ出るときの少女が住んでいた星は青色でした。
そしてエンディングで映ったキノコ王国がある星の色も青色であることがわかっています。
なので「チコ達の母親である少女がロゼッタ」だとしたらロゼッタ(絵本の少女)の生まれ故郷である「青い星」を目指しているからという理由に繋がるというわけです。
また、ロゼッタは下記のセリフも述べていました。
この星は とてもなつかしいにおいがするのです。百年に一度チコたちと訪れることが、とても楽しみだった・・・。
子供部屋(ヘブンズドア)でのイベント
ロゼッタが述べたセリフは、彼女が長い時間を経ても故郷への強い絆を保っていることを表しています。
しかし、タイムリープを繰り返す過程で記憶を失っているため、故郷すら完全には思い出せていないのです。
少女と弟が被っていた帽子の色

絵本の第8章では、少女が弟と一緒に赤・緑色の帽子を被っているシーンがあります。
この色合いはマリオブラザーズの象徴的な帽子の色と同じです。
マリオギャラクシーの物語の前後でロゼッタの弟については詳しい情報が明かされていません。
しかし、ロゼッタが身につけているこのマリオを連想させる帽子は、マリオ達と何らかの関連性を示唆しているでしょう。
「パパの自慢のおヒゲに触りたい」

絵本の最終章で、ロゼッタは「百年に一度、青い星に帰って、パパの自慢のおヒゲに触れたい」という深い願望を記述していました。
この情感豊かな記述は、ロゼッタが長い間離ればなれになっていた家族との再会を心から望んでいることを表しています。
そして、キノコ王国がある青い星にいるおヒゲが生えた人型のキャラクターと言えば、マリオとルイージしかいません。
この記述は、ロゼッタがマリオかルイージと深い関係を持っていることを示唆しており、家族への愛情と絆の強さを象徴しています。

家族の絆の大切さや、長い時間と距離を越えても変わらない家族への愛情というテーマが深い…。
「なつかしさを感じます」
キノピオ探検隊救出後、ロゼッタがマリオの名前を聞いたときの「なつかしい」という反応は、彼女の深層心理に残るかすかな記憶を表しています。
マリオさん・・・ あなたはマリオさんとおっしゃるのですね? 先にここに来られた、あなたのお友達と いうかたからそう聞きました。 マリオ・・・・・・・・・ なぜか、とてもなつかしい響きです。
子供部屋(ヘブンズドア)でのイベント
このシーンは、何百年も生き続け、その過程で記憶がぼやけてしまったロゼッタの、かすかな記憶の片鱗でしょう。
マリオやルイージの名前がロゼッタにとって「なつかしい」という事実は、彼女が過去に何らかの形で彼らと接点があったのかもしれません。
ロゼッタは誰の子?母親はピーチ姫である理由
ロゼッタの母親がピーチ姫である可能性が指摘されています。
この推測は、絵本に登場する少女の母親の特徴がピーチ姫に類似していることに基づいています。
母親のシルエット


絵本で描かれた少女の母親のシルエットは、ピーチ姫との類似点が多く見られます。
黄色のロングヘアと同様の髪型、そして似たスタイルのドレスを着用していることから、母親がピーチ姫である可能性が高いでしょう。
次のページで顔の下半分が映った際も、前髪で一部が隠れていなかったことからロゼッタ自身ではないのは間違いありません。
装飾品


絵本の四章では、少女の母親がピーチ姫のイヤリングに似たアクセサリーを身につけていることが描かれています。
なので、ピーチ姫しか着けていない限定条件で考えると、少女の母親はピーチ姫になります。
しかし、キノコ王国の王族の女性が代々同じアクセサリーを継承する伝統があって、ピーチ姫の先代が付けていたかもしれません。
それにも関わらず、ロゼッタ自身も王冠を着用する理由は、ロゼッタがキノコ王国の次期お姫様であることを匂わせているでしょう。
名前の由来


ピーチ姫とロゼッタの名前は、バラ科の植物に由来しています。
ピーチ姫は「桃(peach)」、ロゼッタは「バラ(rose)」から由来しており、絵本の第4章ではロゼッタがバラ科の「アプリコット=杏子(apricot)」の紅茶を嗜むシーンもあります。
キノコ王国における王族の伝統的な名付け習慣としてバラ科にちなんだ植物が反映されているのは、親子関係が元にあるからかもしれません。


魔法が使える


ゲーム内であまりアクションを行いませんが、実はピーチ姫も魔法を使えるキャラクターです。
初代「スーパーマリオブラザーズ」では、ブロックや敵の姿に変えたキノコ王国の住民の姿を魔法の力で戻すことができるためクッパにさらわれています。
ロゼッタ自身も杖を使って魔法を発動させることができるのも、魔法を使えていたのはピーチ姫の能力が遺伝したことが大きいでしょう。
マリオ、ピーチ姫、ロゼッタが親子関係である根拠
このサイトでは、ロゼッタの父親がマリオ、母親がピーチ姫であるという説を支持しています。
この3人の親子関係を裏付ける根拠を以下に紹介します。
水色(青い)バラの花言葉は「夢が叶う」
最近話題?になっていた青いバラの花言葉って不可能だよなって思って調べたら変わっていてびっくりした pic.twitter.com/XjaeGWM89E
— ああ (@auslese4) February 21, 2024
ロゼッタの名前は英語名で「Rosalina」と呼ばれており、バラが由来しています。
そんなロゼッタのイメージカラーは水色ですが、水色のバラの花言葉が持つ意味は「夢が叶う」なんです。
つまり、ロゼッタの名前の由来が絵本の物語に関連しているとすれば「マリオとピーチ姫に再会したかった夢が叶う」という見方もできるでしょう。
現に、絵本の親子は両親に会いたがっていますし、ロゼッタもマリオに関連した記憶をうっすら持っています。
目の比較、遺伝的要素


ロゼッタは、マリオの目の色とピーチ姫の目の形に類似しています。
これは彼らがロゼッタの両親である可能性を示唆しており、この類似性は親子関係の重要な手がかりそのものです。
また、ピーチ姫とロゼッタの輪郭も似ていることも重要な要素です。
リリース前は親戚関係の設定だった


元々、ロゼッタポジションのキャラクターは「ピーチ姫の親戚」という設定でした。
これはキャラクターが親族関係を基に企画されていたことを示しており、ロゼッタがピーチ姫の親戚であるのも初期から設定されていたのかもしれません。
自身のことも投影している
エンディングでは、ロゼッタはチコ達との再会について語ります。
わたしは、再び会えると確信していました なぜなら・・・ 時間と空間を越え、わたし達を結び続ける『力』・・・ 宇宙の理でも 阻むことの出来ない・・・ 暖かい『引力』の存在を わたしは知っているからです 『大切な人に会いたい』と願う気持ち その『引力』がわたし達を引き合わせるのです
「時間と空間を越える引力」という言葉は、愛や絆が子供たちと再び結びつける概念を表現しています。
これは宇宙の法則や物理的な障壁を超える感情の力を象徴しており、マリオ達との再会を可能にした「愛」の力を強調しているでしょう。
しかし、これはロゼッタがチコ達だけでなく、ロゼッタ自身も親であるマリオやピーチ姫と再会していると考えたらロマンチックです。
恐らく記憶の喪失によって認識できていないだけかもしれませんが、遠回しにロゼッタとマリオとの関係についても当てはまると考えられます。
まとめ:ロゼッタはマリオとピーチ姫の娘である
ゲーム内の描写をもとに、ロゼッタの親はマリオとピーチ姫であることを考察しました。
さまざまな伏線と非現実的なアクションが入り乱れるスーパーマリオギャラクシーですが、ロゼッタの出生については多くの議論が巻き起こっています。
これからも最新情報を交えながら、ロゼッタについての考察を続けていきます。
さらにロゼッタの設定を詳しく知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。


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