クッパはいいやつで憎めない悪役。愛情が伝わる感動エピソード５選

マリオシリーズの伝説の悪役であるクッパには知られざる一面があります。

この記事ではクッパ大魔王の部下への愛情深い一面。そして、マリオとの共闘シーンを振り返り、クッパの人格について触れていきます。

クッパって、本当はいいやつ？憎めない悪役スター

クッパいいやつじゃん！！！！！って本気で思った #NintendoSwitch pic.twitter.com/bcZE8EXjHs

— せんり🎃2月4日は交流会 (@myajiii) October 29, 2021

クッパは自己中心的で傲慢な性格をしており、常に支配欲に駆られているキャラクターです。

ピーチ姫をさらってマリオが救出に向かうという基本的なストーリーラインを確立させ「クッパはマリオの敵」という定義を世間に根付かせました。

しかし、以降のシリーズでは悪役以外の役割も拡大していき、時にはマリオの仲間になるなど多面性を発揮。

悪事を働くだけでなく「理想の上司」として優れた人格を持つ意外な一面によるギャップが評価されてきました。

そして、2013年に発表された「ビデオゲーム史に名を残す悪役トップ50」では、クッパが1位を獲得しギネス記録に登録されるほど人気ぶりを獲得したんです。

クッパの意外な一面：「いいやつ」としてのエピソード

クッパは悪役でありながらも、その愛されるキャラクター性でファンからは憎めない存在として認識されています

クッパの意外な一面について詳しく見ていきましょう。

クッパの部下への愛情：部下を思う厳しさと寛大さ

クッパは外見や行動から恐ろしい悪役として描かれがちですが、部下に対する愛情深い一面があります。

例えばスーパーマリオRPGでは、カジオーという敵がクッパ場を乗っ取るときに、恐ろしくて逃げた部下のクリボーが他の村で働いているのを目の当たりにします。

クッパいいやつ過ぎる #スーパーマリオＲＰＧ #SuperMarioRPG #NintendoSwitch pic.twitter.com/gb4i5DAssG

— けんと (@Kent_Lapis) November 26, 2023

クッパ場の護衛を放棄した部下に対して激昂するかと思いきや「オマエは　オマエの　シアワセを　さがすのダ！」と、部下を責めず新しい人生を肯定していました。

城の安全よりも仲間の命を尊重するクッパの、リーダーとしてあるべき寛大な姿が素晴らしいと言えるでしょう。

また、本作のエンディングでも率先して部下と城の修繕作業する行動を見せていました。

仕事を押し付けるのではなく、現場に立って同じ目線で作業をこなす姿勢は「いいやつ」と評価されるに値するでしょう。

他にも、マリオ＆ルイージRPGシリーズでは、敵側に寝返った部下たちを追い返すことなく仲間に戻ることを受け入れたり、健闘した部下たちを褒め称える言動をしています。

このような仲間を大切にする心は部下からの信頼を募らせるだけでなく、プレイヤーの楽しみ方を増やす要素となりました。

クッパの感動エピソード：息子想いのパパ