デイジー姫は1991年から登場したサラサランドのお姫様です。
この記事ではデイジー姫の正体や、開発秘話について調査しました。
デイジーの正体は「サラサランドのお姫様」
デイジー姫はワリオやヨッシーより先に登場している古株メンバーです。
まずはデイジー姫が初登場を果たした作品から、歴史を紐解いていきましょう。
デイジー姫の初登場作品
デイジー姫が初めて登場したのは、1989年4月21日に発売された「スーパーマリオランド」です。
このゲームは、任天堂の携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」のローンチタイトルとして、横井軍平さん達によって開発されました。
スーパーマリオランドは、砂漠がモチーフとなった国「サラサランド」にタタンガがやってきて、デイジー姫をさらう物語です。
当時はキノコ王国ではない異国のステージをテーマにしていたため、悪役のクッパとヒロイン役のピーチ姫は抜擢されませんでした。
デイジー姫は、マリオに助けられた過去がある
スーパーマリオランドでは、マリオが主人公として活躍してデイジー姫を救出します。
これはマリオが”任天堂の顔”ととなっていたゆえに主人公に抜擢されたのでしょう。
しかし、デイジー姫に限っては、本作以降において長らくお蔵入りを続けることとなります。
デイジー姫の不遇時代
デイジー姫は「スーパーマリオランド」「マリオオープンゴルフ」で登場して以来、出番が無い状態が続いていました。
なぜなら「マリオゲームのヒロイン役はピーチ姫」というゲーム設計が主流になってしまい、完全に出る幕が無かったからです。
また、マリオゲームは宮本茂さんが中心になって創られていたため、開発に携わっていないキャラクターはおざなりになってしまった、という話もあります。
助けられるヒロインは1人しかいないんです…。
しかし「マリオテニス64」において、人型キャラクターの補填メンバーとして11年振りに再登場を果たしました。
そこから『マリオパーティ』『マリオカート』シリーズでも出演機会を増やしていき、グラフィックの向上と共に見た目も変化。
当時はロングヘアで赤い冠を被っていましたが、マリオパーティ4から現在のデイジーの姿に落ち着きました。
デイジー姫の名前の由来
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— アクアマリン (@amarin74883229) December 16, 2023
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL/デイジー姫
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愛するものを守るために戦うプリンセス。どんなに強い人が来ても私は負けない!
#池袋ハロウィンコスプレフェス2023 pic.twitter.com/uVLgW6WD5v
デイジー姫の名前の由来については詳細の資料が残されていません。
マリオキャラクターのほとんどは宮本茂さんによって作られていますが、デイジー姫は開発に関わっていないこともあってインタビュー資料が見つかりませんでした。
しかし、デイジー姫がゲーム内でアクションをしたとき、よく雛菊のデザインが用いられていることから地中海原産の花「デイジー」から取られていることは容易に想定できます。
デイジー姫のキャラクター設定にも、名前の影響は関わっています。
デイジーの花が持つ意味とは?
デイジーの花は、色によって異なる花言葉を持っています。
- 白:「無邪気」純粋で心配りのあるイメージを持ちます。
- 赤:「無意識」無自覚な美しさや魅力を象徴するとされます。
- 黄:「ありのまま」自然体であることや、飾らない美しさを意味します。
- ピンク:「希望」明るい未来や楽観的な態度を象徴します。
- 青、紫:「幸福」「恵まれている」。幸せや恵まれた状態を表します。
イメージカラーである黄色の場「ありのまま」と、白色の「無邪気」は、デイジー姫の性格を象徴していると言えるでしょう。
ゲームの世界では、明るく活発な性格として描かれており、ハツラツとしたおてんば姫の肩書きにはピッタリです。
まとめ:デイジー姫はサラサランドのお姫様
デイジー姫は、任天堂のゲームに登場する活発で魅力的なキャラクターです。
彼女の歴史や特徴を通じて、その人気の秘密が明らかになりました。
デイジー姫をより深く知ることで、ゲームの楽しみがさらに広がるはずです。
- デイジー姫の正体は何者ですか?
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デイジー姫はサラサランドのお姫様で、マリオシリーズの中で活躍するキャラクターです。
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